子供の頃、小学校一年生くらいだったか、同級生の女の子が、「怖くておかしくて悲しい話って知っている?」というのだ。教えてもらた。
それは、「鬼が出て、おならをして、死んでしまいました」というのだ。
私は感動して、50歳になっても、思い出す。ナスラディンの英知かもしれない。
人間というのは、なんとなく生まれておならをして死んでしまうようなものであり、しかも、考えてみれば、おならをして、というあたりのおかしさに支えられて生きているものだ。